日本人が着物を着る理由

着物を着る意味は?

着物買取にも影響を及ぼす色や柄などの着物の流行

洋服に比べて着物は、流行がないと考えるかもしれません。
たしかに着物の流行は、洋服のように移り変わりが激しくなく、数年前の着物を着ていても時代遅れと感じることはありません。

古い時代の着物が時代遅れと感じないのは、古くから同じモチーフを使っているからです。
いつの時代も同じようなモチーフを使ってデザインされているので、流行が移り変わらないと考えられています。
しかし、デザインに使用しているモチーフは同じでも、色や柄はまったく異なります。
ですから、同じモチーフを使っていても、時代によって着物のデザインはその当時の流行によって変化しているのです。

洋服のように移り変わりは激しくありませんが、10年単位で比べてみると大きく様変わりしています。
こうした着物の流行は、着物買取においても無縁ではありません。

古い着物は、却ってレトロなアンティーク着物として人気になることもありますが、そうした着物はほんの一握りです。
現代では再現できない技法や技術を使って作られた着物、人間国宝や有名作家などの作品など、価値のある着物だけと考えておきましょう。
一般的に販売されている着物は、年月が経てば経つほど着物の流行からは遅れていき、着物買取に出しても高額になることはありません。

少しでも高く着物買取をしたいなら、着物を売りたいと思ったときにすぐに売ると良いでしょう。
年月が経つほど着物にシミや虫食いなどができてしまい、着物買取の査定にも響くようになります。
良い状態のときに高く売るためにも、着物買取は売りたいときに売ることが大切です。

ただし着物の色や柄によっては、着物買取に出したときの影響を少なくすることができます。
普遍的なデザインの着物は、着物の流行が移り変わっても一定の需要があります。
作られてから数十年経ってもそれほど時代遅れと感じないので、着物買取の査定でもそれほどマイナスにならないでしょう。

反対に大きく影響するのは、その当時の流行の最先端を行く新しいデザインの着物です。
作られたときは最先端でも、一度廃れてしまうと一気に古くさくなります。
当然中古市場でも人気が低下しますから、着物買取の査定にも大きく響いてしまうわけです。

着物を購入するときは、色や柄など新しいデザインを選ぶかもしれません。
しかし、着物の流行に左右されず普遍的なデザインの物を選んでおけば、それだけで着物買取に出したときに有利になり高額で売ることができます。